診療のご案内(予防医療・寄生虫予防)オールインワン予防薬(フィラリア・ノミ・マダニ)
オールインワン寄生虫予防薬を使うメリットとデメリット
フィラリア症、ノミ、マダニは、犬の健康に大きな影響を及ぼす代表的な寄生虫です。近年では、これらを1つの内服薬でまとめて予防できる「オールインワンタイプ」の予防薬も広く使用されており、投薬の手間が少なく、継続しやすいという利点があります。
一方で、予防薬は医薬品であるため、すべての犬に同じ方法が最適とは限りません。生活環境や体質、年齢、持病の有無などによって適した予防方法は異なります。当院では、それぞれの動物の状況を踏まえながら、「便利さ」と「体への負担」のバランスを考え、無理なく継続できる最適な予防方法をご提案しています。
オールインワン予防薬の特徴
○ メリット
| 外用薬が苦手でも使いやすい | ベタつきや皮膚への違和感が苦手な犬にも使用しやすい |
|---|---|
| 1つの薬でまとめて予防できる | フィラリア・ノミ・マダニなどを、毎月1回の内服でまとめて予防できる (※製品により対象寄生虫は異なります) |
| 家族や他のペットが触れても安心 | 皮膚表面に薬剤が残らないため、外用薬に比べ接触への配慮が少なくて済みます |
| 投薬管理がラクになる | 「飲ませた・飲ませていない」が明確で忘れにくい |
✖ デメリット
| 持病があると使用できない場合がある | 基礎疾患や体質によっては慎重に使用を検討する必要があります |
|---|---|
| 幼齢・高齢犬で使用が制限されることがある | 製品ごとに使用可能な年齢・体重が定められています |
| 吸血後に駆除する薬が多い | ノミ・マダニが吸血した後に駆除する作用機序の薬が多く、「寄せ付けない」タイプではありません |
| 嘔吐・下痢などの副作用 | まれに嘔吐や下痢などの消化器症状がみられることがあります |